漫画大好き。まるをです
今日も張り切っておすすめの漫画を紹介していきたいと思います
本日は個人的にちょっと衝撃を受けた作品、『シグナル100』についてです
それでは早速いってみましょー
基本情報
まずは基本情報です
作品名 :シグナル100
原作 :新月新
作画 :近藤しぐれ
ジャンル:学園ホラー、サスペンス
出版社 :白泉社
掲載誌 :ヤングアニマル
発表号 :2015年15号~
巻数 :全4巻
あらすじ: 歩く、食べる、笑う、泣く。そんな当たり前の「自由」が「死」に繋がる…100の「自殺暗示催眠」を掛けられた高校生達の、絶望のデスゲームが始まる
はいこんな感じ
それではワタクシまるをが独断と偏見でこの作品を各項目に分けて勝手に10段階で評価してみたいと思います
- ストーリー性 … 【7】
- 画力 … 【7】
- 見やすさ … 【7】
- 独創性 … 【7】
- 満足度 … 【9】
まあこんな感じかな
それでは各項目に焦点を当てつつ、『シグナル100』の魅力について語っていきたいと思います
なお例によって若干のネタバレを含む可能性がありますが、ご理解の程よろしくお願いします
シグナル100の魅力
『シグナル100』はクラス中の生徒から舐められていた担任教師、下部の催眠術による策略により、「強制自殺を促される100の催眠ワード」を植え付けられた生徒達が、生き残るために信頼・葛藤・裏切りを繰り返す学園サスペンスホラーです
ちなみにシグナルとは信号、信号機の意味を持つ英単語で、
タイトルのシグナル100は『100の信号』という意味合いになります
実はこの漫画、そこまで際立った特徴があるというわけでもありません
生徒同士の命の駆け引きなんて最近では珍しくもないし、
催眠術という応用の効く設定を組み込めばある程度話を面白く作ることは可能です
面白いのは、コミックス全4巻で完結しているということ
これはサスペンス系の作品としてはかなり少ない巻数で仕上げていると思います
巻数が少ないということは内容に奥行きを持たせたり多くの伏線を貼ることが難しくなります
ですが複雑な内容にできないので、逆に分かりやすく早い展開で物語を作ることができます
話がトントン進むので難しさや煩わしさがなく、ストレスを感じず読み進めることができるのが嬉しいところ
一方で物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、寧ろ近年のこういった作品は凝った内容が多く難解な部分も多々あるので、個人的にはこのくらいの方が受け入れやすいのかなと思います
僕が満足度を【9】としたのも、少ない巻数ながら全体的にスッキリと仕上げているという部分を高く評価したからです
そしてもう一つ、シグナルが100も存在するという点
最初の説明の通り、この作品の100のシグナルとは自殺を強制する100個の催眠ワードを意味します
意図せず催眠を受けた主人公達クラスの面々が、
ある特定の言動・行動を行うと意識の底に眠っていた後催眠が発動し、自分の意志に関わらず自殺してしまう…というのが『シグナル100』の屋台骨です
いや100って多くない?
別にね、100個設定するのはいいと思うんですよ
でもその100のシグナルを全4巻で回収するわけですよ
無理くない?
って普通に思うわけですよ
でもね、回収します。一応ね
やはり巻数の少なさから『どうにかまとめた感』は無くはないと思います
冷静に読み返すと、疑問点が浮かび上がってくることも否めません
ただこれって、インパクト重視で設定した部分が大きいように感じます
『100』というキリの良さと数の多さで、高いインパクトを与える狙いがあったのではと僕は感じています
結果、全4巻という少なさで実写映画化にまで至りました。商業的にみてもこの辺りは大成功と言えるでしょう
注目ポイント
はい、ここでまるをの注目ポイントです
実はこちらの作品、白泉社の運営する漫画アプリ『マンガPack』にて全巻試読することができます
ただし試読できるのは2019.10.31までです
『マンガPack』は無料の漫画アプリとしては結構優秀な部類に入るなので、今のうちに読んでおくことをおすすめします
幸いなことに巻数も少なく、インストールしたばかりでも最初に貰えるポイントで充分に足りるので、1日あれば読破も可能でしょう
この機会に、是非利用してみて下さい
追記:一度試読は終了しましたが、現在再掲載されてます!
まとめ
『シグナル100』についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか
最近読んだバッドエンド系の作品としては、非常に良い仕上がりになっていると思います
この作品を橋本環奈が主演で演じるとなれば、いつもとは違った一面の彼女の演技が見れると思います
公開が非常に楽しみですね
原作の方も是非一読してみて下さい
以上、漫画紹介でした
それではっ
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