強い言葉に弱い、まるをです
『絶対』という言葉って、日常生活の中でも使いがちなワードじゃないですか?
僕も主張を強調する時に『いや絶対大丈夫だから』なんて言ったりします
でも『絶対』って、何を持って絶対と言えるのか
今日は『絶対』という言葉について見ていきたいと思います
絶対の意味
そもそも『絶対』とはどんな意味なのか?
改めて調べてみると…
・他に比較するものや対立するものがないこと。また、そのさま。「絶対の真理」「絶対な (の)存在」「絶対君主」
出典:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/124610/meaning/m0u/
・ 他の何ものにも制約・制限されないこと。また、そのさま。「絶対な(の)権力」
・(副詞的に用いる)
㋐どうしても。何がどうあっても。「絶対に行く」「絶対合格する」
㋑(あとに打消しの語を伴って)決して。「絶対に負けない」「絶対許さない」「絶対反 対」
こんな感じの意味。要するに『誇張』や『強調』、もしくは『圧倒的』な意味合いとして使われる言葉って理解でいいと思います
レオン・マンの実験
心理学者のレオン・マンという人が過去にこんな調査を行っています
ある限定の商品を買うために並ぶ列の人に『商品は買えそうですか』と質問しました
すると前列の購入できるかできないかのギリギリの所にいた人たちは『買えないかも』と答えたのに対し、ずっと後ろの方にいた人たちは『絶対買える!』と答えたそうです
後ろの人たちは本当に買えると信じていたのか?
限定商品と分かっていて、明らかに前列に沢山の人がいるのに?
答えはNo
彼らは分かっていたのです。チケットは恐らく取れないだろうと
自信がないと分かっていて、それでも『絶対』という言葉を使って信じたかったというのが本心でしょう
実は人間というのは、自信ない時ほど絶対という言葉を使いがちになるのです
まとめ
自信のない人の『絶対』がある一方で、自信満々の時に使う『絶対』もあります
もし絶対という言葉を使うなら、そこに必ず根拠を示しましょう
根拠を添えることで、『絶対』の信用性が格段に上がります
もしも誰かが根拠のない絶対を使っていたら、簡単に信用しない方がいいかもしれません
それではっ
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