面白い?つまらない?漫画『ダンダダン』が注目される理由

おすすめ漫画
「ジャンプ+」公式サイトより
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漫画大好き、まるをです

無料で漫画を読むのにすっかりお馴染みとなったマンガアプリ

多くのマンガアプリが配信される中、集英社の運営する『ジャンプ+』では『怪獣8号』『SPY×FAMILY』といった多くの名作が生まれてきました

そんな中、またも大ヒットを予感される人気爆上がりの作品が誕生してしまいました

それが今回紹介する、『ダンダダン』という作品です

ネット上では『つまらない』とか『面白くない』といった意見も散見しますが、はっきり言って全くそんなことはありません

これからその魅力についてたっぷりと語っていきたいと思いますので、未読の方は是非参考にして頂けたら幸いです

それでは早速いってみましょ~


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基本情報

まずは作品の基本情報です

作品名 :ダンダダン
作者  :龍幸伸
ジャンル:オカルティック・バトル
出版社 :集英社
掲載誌 :ジャンプ+
発表期間:2021年4月6日
巻数  :既刊3巻(2022年1月現在)

こんな感じ

僕の超個人的な見解による10段階評価を項目別に表すと…

  • ストーリー性 … 【8】
  • 画力     … 【9】
  • 見やすさ   … 【9】
  • 独創性    … 【9】
  • キャラクター … 【8】

こんな感じでしょうか

全てにおいて高評価であり、完成度の高い印象

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作者について

ダンダダンの作者は龍幸伸(たつゆきのぶ)先生

名前に聞き覚えが無いかも分かりませんが、実は2010年に『正義の禄号』(月刊少年マガジン)でデビューしており、実に10年以上のキャリアを誇ります

その長いキャリア、また藤本タツキ先生賀来ゆうじ先生のもとでメインアシスタントを務めており、

賀来ゆうじ先生からは『総合的な画力が最も高い人物』と言わしめる実力の持ち主です

プロフィールの詳細は情報としては出てきませんでしたが、漫画家としての実力はやべぇということだけは確かです

受賞歴について

ダンダダンの受賞歴については以下になります

次にくるマンガ大賞20212位
全国書店員が選んだおすすめコミック 20221位
出版社コミック担当が選んだおすすめコミック 20221位
マンガ大賞2022ノミネート中

上記を見てわかる通り、今年めちゃくちゃ波が来てる漫画です

無料で読むには

ダンダダンはマンガアプリのジャンプ+で全話無料で読めます。以上。


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作品の魅力

ダンダダンはどうして高い評価を受けているのか?

その秘密について深堀していきたいと思います

なお作品の内容に触れる関係上、若干のネタバレになることをご了承ください


まずはダンダダンのあらすじについて見ていきます

【あらすじ】
宇宙人の存在は信じていないが幽霊の存在は信じている綾瀬桃は、幽霊の存在は信じていないが宇宙人は信じている高倉健(オカルン)とふとしたことがきっかけで、『宇宙人と幽霊、どちらが本当に存在するか証明する』という勝負をすることになる。互いに宇宙人・幽霊スポットへと足を運ぶと、なんとそこには本当に宇宙人と妖怪(幽霊)の姿が。二人に襲い掛かる宇宙人と妖怪。命がけのオカルティック・バトルが幕を開ける。

これだけ見ると、一体この作品は何を目的としているのか?

いまいちよく分からないと思います

まあ一言で言うなら、キン〇マを巡る大冒険といった感じ

ひとつなぎの大秘宝ワンピースみたいなもんですわ(適当)

とまあ冗談はさておき、僕が思うダンダダンが人気である理由については、

  1. 完成された圧倒敵画力
  2. 他に類を見ない斬新な設定
  3. 洗練されたバトルシーン

主にこの三つであると考えます

詳しく見ていきましょう

①完成された圧倒的画力

『作者について』で触れた様に、龍幸伸先生はプロの漫画家をして総合的に画力が高いと言わしめています

出典:ダンダダンより

戦闘のワンシーン

パッと見で絵が上手いのはもちろん、少年漫画にマッチしたその絵柄

またコマ割りや演出が画力と相まって、一層見やすさを引き立たせています

『絵の上手さ』=『面白さ』ではありませんが、絵が上手ければ女の子はより可愛くなるし、バトルシーンはより迫力が出るのは言わずもがな

絵が上手く、作風にマッチし、非常に見やすい

この漫画家としてのスキルの高さというのが、ダンダダンの人気に繋がっているのは間違いないでしょう

②他に類を見ない斬新な設定

オカルティック・バトルというように、ダンダダンでは宇宙人や幽霊と戦いを繰り広げるシーンがメインで描かれています

どうやって戦うのかと言うと、主人公のオカルンは幽霊に憑りつかれて(呪われて)変身し、ヒロインの桃ちゃんは超能力を駆使して戦闘を繰り広げます

おわかりいただけただろうか

例えば『地獄先生ぬ~べ~』妖怪をメインとした作品です

『GANTZ』異星人との戦いを描いた作品ですね

それに対し『ダンダダン』宇宙人妖怪を相手に超能力変身をしてバトルするんですよ

ついでに言えば恋愛要素もある

この設定の盛り込み具合凄くない?

普通どっちかでいいじゃん。宇宙人か妖怪かのどっちかでいいじゃん

戦闘についてもウルトラマンよろしく変身だけにするか、エスパーだけで戦うか。それでも別にいいはずなんですよ

にも関わらず、一歩間違えたら渋滞しちゃいそうな設定を上手く調和させ、ストーリーを作っている

これはダンダダンならではというか、龍先生の才能による唯一無二であると感じています

③洗練されたバトルシーン

ダンダダンといったらなんと言っても、迫力のあるバトルシーン

体感的にはバトル7、恋愛2、その他1くらいの割合で描かれてます

絵が上手いのでバトル要素に欠かせないスピード感とかダメージ度合いとか、そういった部分に迫力を感じるのはもちろんなんですが、

何より、戦闘の始まりから終わりまでの一連の流れが、予想外にしてキチンと整合性が取れているんですね

出典:ダンダダンより

こちらはWJに掲載された特別読み切りでの

桃ちゃんが絶対的なピンチの状況で、そのピンチを覆す発言をしていますね

このシーン、どこかで見たことはないでしょうか?

そう、『ジョジョ』です

これはあの大人気作品『ジョジョの奇妙な冒険』の戦闘を彷彿させるワンシーンなのです

ジョジョでは敵に追い詰められたと見せかけて、実は敵を追いつめていた…みたいなシーンが随所で見られ、この逆転劇が見ていて非常に爽快なんですよ

ジョジョの圧倒的な没入感ってそこに集約されていると思うんですよね

そしてこの爽快な逆転劇はダンダダンでも良く見られ、「どうやってこの敵を倒すんだろう?」という先の読めない展開がワクワク&ハラハラ感を生み、そして最後にはいい意味で裏切ってくれる

この見ていて全く飽きの来ない戦闘シーンの描き方がたまらなく面白い

これが特に優れていると感じます

タイトルの意味について

ダンダダンのタイトルってどういう意味なの?

そう疑問に持たれた方は多いかと思います

結論から言えば、その意味については2022年1月現在、判明していません

作者のTwitterや作品の中においても特に明言されておらず、その由来についてはどこにもヒントがない状態です

なのであくまで僕個人の予想になりますが、タイトルの意味は以下であると考えます

  • ターミネーターでお馴染みの『ダダンダンダダン』の音楽

はい?と思うかもしれませんが、一応根拠はあります(かなり薄めですが)

【龍幸伸×林士平対談インタビュー】において、以下の様なやりとりがされています

(中略)
林)それで年末の飲み会で、龍先生に「何も考えず自由に描いてみたらいいんじゃない」みたいな話をした。
龍)そう言われて描いたのが『ダンダダン』なんです。
龍)リハビリみたいなものだと思って、本当に勢いだけで描きましたからね。

出典:龍幸伸×林士平対談より

上記の様に、ダンダダンは勢いだけで描いた作品であると述べています

つまりタイトルも勢いでつけたものである可能性が高い

ならば後で回収するような深い意味が隠されたものではなく、雰囲気やニュアンスでつけられたものでは?というのが僕の考えであり、

つまりターミネーターなのです(なんでや

ちなみに肉汁餃子のダンダダン多分関係ないと思う

アニメ化について

ダンダダンはアニメ化する予定はあるのか?

残念ながら今のところその予定はありません

しかし人気から言ってアニメ化は確定的

気になるその予想ですが…

ダンダダンが掲載されているジャンプ+の看板作品、『SPY×FAMILY』2022年4月よりアニメ放送となっていますが、その時点でコミックは8巻まで出ています

その他にも『終末のハーレム』『地獄楽』がアニメ化決定となっていますが、この二つのアニメ発表時期はコミックス11~12巻辺り

なので総合的に考えて、10巻くらいまで出ないとアニメ化にはならないのではと思います

2022年1月現在ではコミックスは3巻まで。しかしダンダダンは発売ペースが速く、2か月に1冊最新刊が出ています

今後このペースで発売した場合、2023年上旬には10巻に到達するので、早ければその頃にはアニメ化するかもしれません

僕個人の予想なので参考にはならないと思いますが、早期のアニメ化情報を期待して待ちましょう

まとめ

ダンダダンについての紹介は以上になります

近年読んだ作品の中では、ひと際個性が光りながら王道の雰囲気を併せ持つ不思議な作品という印象

しかしその面白さは随一

今年間違いなく漫画界を席巻する作品の一つになるかと思いますので、是非早めに読むことをオススメします

以上、まるをでした

それではっ

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