漫画大好き。まるをです
今日も張り切って漫画紹介をしていきたいと思います
本日紹介するのは、「妖怪・化け物系のおすすめ作品10選」です
それでは早速いってみましょー
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うしおととら
作者 | 藤田和日郎 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
出版社 | 小学館 |
発表期間 | 1990年6号~1996年45号 |
巻数 | 全33巻+外伝1巻 |
藤田先生の初連載作品
2016年にはアニメ化され、全33巻の全ての内容が放送されました
主人公の蒼月潮が大妖怪・とらと共に妖怪を滅ぼす武器、『獣の槍』を用いて妖怪達と戦う冒険奇譚
単純に妖怪を倒すだけの話じゃなく、『白面の者』という大妖怪を倒すことを目的として物語は進行します
背景に凄惨な過去があったり中国の伝説に着想を得たりと、設定がしっかり考えられています
少しクセのある藤田先生の絵は好みが分かれるところかもしれませんが、とにかく迫力が凄い
設定に見事にマッチしている作品と言えます
槍を持つとロン毛になるってゆー変身要素もいいよね
地獄先生ぬ~べ~
作者 | 原作:真倉翔 作画:岡野剛 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
出版社 | 集英社 |
発表期間 | 1993年38号~1999年24号 |
巻数 | 全31巻 |
妖怪漫画と言えばぬ~べ~と言っていいくらいメジャーな作品
アニメ化は勿論、映画化、実写ドラマ化、ゲーム、小説など、各種メディアに幅広く進出しました
ぬ~べ~は原作担当の真倉先生と作画担当の岡野先生で構成されます
今でこそよく見かけますが、原作と作者が別の人間であるというのも当時としてはかなり珍しかったのではないでしょうか
ぬ~べ~って実はかなりクオリティの高い作品だと個人的に思っていて、まずキャラがいい
メインキャラを筆頭にカッコいい・可愛いのビジュアルのキャラが多いし
それでいてコメディシーンではガッツリ間抜けな顔とかするし
凄い分かりやすいんですよね、ぬ~べ~って
まあぬ~べ~というより岡野先生の描き方が分かりやすいと言えますが
あと分かりやすいで言うと結構えっちなシーンが多いよね
分かりやすくサービスシーンを盛り込むよね
特に眠鬼の辺りとかエグイよね。最高かよ
なんておふざけの多さもさることながら、妖怪が出て来るシーンがマジで怖いんですよね
僕はブキミちゃんの回が怖すぎて夢で見たこともあるくらい(ブキミちゃんを夢で見るってなんかヤバイ感)
もうホントね、軽くトラウマでした
つまりぬ~べ~ってメリハリが凄いんですよ。怖いとこは怖いし、アホなとこはアホだし
少年誌の妖怪漫画という題材としては完璧と言っていい仕上がりだと思います
とにかく一度は読んで欲しい作品
続編やスピンオフも充実しているのでそちらも要注目
つぐもも
作者 | 浜田よしかづ |
掲載誌 | COMIC SEED! WEBコミックアクション 月刊アクション |
出版社 | 双葉社 |
発表期間 | 2007年12月号~ |
巻数 | 既刊23巻(2019年12月現在) |
主人公・加賀見一也とつぐももと呼ばれる付喪神の桐葉が織りなす、学園妖怪ファンタジー
2017年4月にアニメ化、2020年4月には第二期が控えています
つぐももは一話目から凄い設定がしっかりしていて、物語が進んでも一切のブレがありません
ストーリー性のある内容、魅力あるキャラクター、迫力ある戦闘シーン、どれも軒並みに高水準であり見ごたえがあります
そしてつぐももと言えばサービスシーンの多さ
もうとにかく多い。多すぎる
なんならほぼ毎回肌色が見える
そして結構過激だったりする。最高かよ
なにやら話が進むごとに過激さもアップしている感があるので、今後の展開が物凄く楽しみですね
ぬらりひょんの孫
作者 | 椎橋寛 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ 少年ジャンプNEXT! |
出版社 | 集英社 |
発表期間 | 2008年15号~2012年30号 |
巻数 | 全25巻 |
椎橋寛先生の初連載作品。略称名は『ぬらまご』
人間でありながら妖怪の総大将である『ぬらりひょん』の血を4/1継いでいる奴良リクオが、自らの血と向き合いながら妖怪の世界に身を投じていく怪奇ファンタジー
2010年7月にアニメ第一期、2011年7月にアニメ第二期が放送され人気を博しました
ぬらまごは『妖怪』と『極道』の世界観を掛け合わせたような作品で、〇〇組とかシマとかそれ系の単語も使われています
この両者って『怖い存在』というのがイメージとしてあるので、設定としては実は凄く上手いんですね
更に椎橋先生の絵は全体的にダークな雰囲気があり、世界観に上手くマッチしています
加えて、妖怪の姿になるとカッコよくなる主人公、少年誌向けのカッコいい必殺技、個性あるキャラクター
どれも凄く良かった。妖怪漫画の名作だと思います
惜しむらくは、打ち切りっぽく終わってしまったこと
当時ジャンプで見てましたが、内容は良かったのに掲載順位が悪かったんですよね~
後半はもうずっと後ろの方だった。もっと違う終わらせ方もあったように思うので本当に残念です
結界師
作者 | 田辺イエロウ |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
出版社 | 小学館 |
発表期間 | 2003年47号~2011年19号 |
巻数 | 全35巻 |
田辺先生の初連載作品
2006年10月にはテレビアニメ化され、全52話の長編アニメとして放送されました
妖退治の専門一族である『結界師』の正当後継者として生まれた墨村良守が、同じく結界師の雪村時音と共に烏森(からすもり)の地に現れる妖を退治していく…というストーリー
学校に現れる妖を倒すところから始まり、妖の組織との対立、兄弟との確執、志々尾限との出会いetc…
数々の問題に立ち向かいながら成長していく、王道作品です
設定として面白いのが、タイトルにもなっている結界師という存在
結界術っていう空間に結界を作る術を使うんですけど、これがシンプルかつ応用力があって素晴らしいんですよ
普通、戦う系の少年誌の主人公って剣とか拳とか、物理的な武器とか攻撃とかしがちじゃないですか?
でもこの作品は基本が結界術のみ。近距離戦闘力とかほぼ0です
この設定で作品を作るって中々に挑戦的というか、凄い試みだと思います
一風変わった戦闘スタイルを見たいなら、この漫画は是非見て欲しいですね
幽☆遊☆白書
作者 | 冨樫義博 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
出版社 | 集英社 |
発表期間 | 1990年51号~1994年32号 |
巻数 | 全19巻 |
妖怪漫画と言えばこちらも超有名。幽白でお馴染みの冨樫先生不朽の名作
1992年10月に放送されたアニメは最高視聴率24.7%と、当時から現在に至るまで高い人気と知名度を誇っています
『食らいやがれ!霊丸ーー!』とか『邪眼の力をなめるなよ!』とか、名言が多いのも特徴(ゲームありきだけど)
妖怪漫画と言いながらも、実はメジャーな妖怪が沢山出て来る
ってゆー感じではありません
寧ろ妖怪自体は作者の創作と思われるものが大半であり、基本全てが人型
ザ・妖怪!みたいな内容を期待すると裏切られる感があるかもしれません
まあ普通にバトル漫画として面白いので、知名度から言っても一度は読んで欲しい作品
巻数もそこまで多くないしね
余談ですが、幽白のゲームって言ったらスーファミ第一作の『幽遊白書』が神ゲーだった…
双星の陰陽師
作者 | 助野嘉昭 |
掲載誌 | ジャンプSQ |
出版社 | 集英社 |
発表期間 | 2013年12号~ |
巻数 | 既刊19巻(2019年8月現在) |
ジャンプSQで活動を続ける助野先生が描くバトルファンタジー
2016年4月から一年もの間アニメ化され、ジャンプSQ不動の人気作品となりました
助野先生と言えば前作の『貧乏神が!』もアニメに至っている実力派
双星の陰陽師が人気作品となったのも必然と言えるでしょう
この作品は陰陽師である主人公・焔魔堂ろくろと同じく陰陽師の化野紅緒が与えられた『双星の陰陽師』の称号の下、人類の宿敵である『ケガレ』との熾烈な戦いを繰り広げる…というストーリー
ケガレとは禍野と呼ばれる異世界の住人であり、古くから人類と敵対してきた存在のこと
オチを予想するなら、ろくろの幼馴染でケガレと化した石鏡悠斗を倒すことが最終目標という感じでしょうか
多くのキャラがいて個人個人にストーリーが存在しますが、基本的にこの作品はろくろと紅緒、二人の物語です
臭い台詞を言うなら愛の物語と言ってもいいかもしれない
出会った頃は反発していた二人が、艱難辛苦を乗り越え、陰陽師として、人間として成長していく
これはそんな話
こーゆー人間的に成長していくストーリーって、長い目で見て凄い面白いんですよね~
助野先生は画力も高く非常に見やすいのでおすすめです
夏目友人帳
作者 | 緑川ゆき |
掲載誌 | LaLa LaLa DX |
出版社 | 白泉社 |
発表期間 | 2003年7月号 |
巻数 | 既刊24巻(2019年5月現在) |
少女漫画で妖怪ものと言ったらこれ以上のものはないと言える作品
2008年7月から始まったアニメも既に6期まで放送、劇場版も公開とその人気っぷりはハンパじゃありません
内容を知らなくてもニャンコ先生は知ってる
なんて人もいるかもしれません
夏目友人帳は妖怪の見える主人公・夏目貴志が祖母の夏目レイコの忘れ形見である『友人帳』を見つけるところから始まり、友人帳に記された妖の名を返すため、貴志とニャンコ先生(斑)が日々妖問題に携わりながら名前を返していく…みたいな話
他の妖怪漫画と違い流石は少女漫画というべきか、内容的にはバトル要素はほぼありません
訪ねてきたり貴志が関わりを持った妖怪達の悩みや問題を解決に導きながら、最後に名前を返す。みたいなのが基本的な流れです
全体的にハートフルで少し切ない内容に非常に心を打たれます
『泣ける妖怪漫画』という括りなら間違いなく夏目友人帳がナンバーワンですね
妖怪自体も全然怖くないんで、怖いのが苦手な方でも余裕で楽しめます
漫画で相当感動できるので、合わせてアニメも見て欲しい作品です
ロザリオとバンパイア
作者 | 池田晃久 |
掲載誌 | 月刊少年ジャンプ |
出版社 | 集英社 |
発表期間 | 2004年4月号~2007年7月号 |
巻数 | 全24巻 |
池田先生が生んだ、ラブコメ系妖怪漫画の代表作。略称は『ロザバン』
2008年1月にはテレビアニメ化され、2期と合わせて全26話放送されています
妖怪の通う高校「陽海学園」に入学してしまったごく普通の人間・青野月音が様々な問題に巻き込まれながらも、ヴァンパイアの赤夜萌香を始めとする個性豊かな仲間達と共に絆を深め、乗り越えていく…といったストーリー
ロザバンは月音という主人公に対し複数のヒロイン達が取り巻く王道のラブコメの様でいて、シリアスな展開もしっかりと作り上げられている非常に読み応えのある作品
当初からバトル要素もあるんですけど、月音は弱くて萌香に助けられてばかりなんですよ
それが話の進む毎に成長し、最終的には大妖と渡り合えるくらいにまでなります
その辺りのバトル展開も少年誌的で熱いです
そして何より、キャラがすんごくいい
特にヒロインキャラはクール系とか妹系とか往年のラブコメキャラを踏襲してるし、
ヴィジュアル的にも内面的にも文句のつけようがないくらい完璧なヒロイン達だと個人的には感じています
池田先生の画力も話が進むにつれてメキメキと上達し、とても見やすく、キャラ達もカッコ可愛く成長するので、僕としては是非おすすめしたい作品です
妖怪少女-モンスガ-
作者 | ふなつかずき |
掲載誌 | 週刊ヤングジャンプ |
出版社 | 集英社 |
発表期間 | 2014年14号~2017年30号 |
巻数 | 全14巻 |
ふなつ先生による、妖怪×バトル×ラブコメディー作品
2014年から約三年間連載されていました
幼い頃から強い霊感を持つ主人公・西水流八喜は、ある日、美少女の綾辻轆花とひょんなことから急接近するが、彼女はろくろ首の妖怪だった。八喜は妖怪の起こす騒動に巻き込まれていく…という話
ふなつかずき先生と言えば長期連載作品の『華麗なる食卓』の作者でもあります
モンスガはその後続の作品ということになりますね
ふなつ先生と聞いてピンと来る人もいるかもしれませんが…そうです、サービスシーン満載です
バトルシーンやラブコメ要素もふんだんにありますが、やはりふなつ先生のキャラ達は可愛くて肌色多めなのでそこが一つの魅力であると惜しげもなく言い切ります(キッパリ)
真面目なシーンも勿論あるので、背後を気にしつつ読んでもらえるといいと思います
まとめ
妖怪・化け物系作品について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか
何となくですけど、えっちな作品が多いみたいな感じになってしまった気がしなくもありませんが
しかしどれも面白い作品ばかりです!
個人的にはロザバンが一番おすすめかな~
怖さで言ったらぬ~べ~がダントツですが
ともあれ、どれもおすすめなので是非読んで頂けたらと思います!
以上、漫画紹介でした
それではっ
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