漫画大好き。まるをです
今日も張り切っておすすめの漫画について紹介していきたいと思います
本日紹介するのは、板垣巴留先生原作の『BEASTARS』(ビースターズ)です
基本情報
まずは基本情報です
作品名:BEASTARS
出典:wikipedia
原作:板垣 巴留(いたがき ぱる)
ジャンル:学園、動物
出版社:秋田書店
掲載誌:週刊少年チャンピオン
発表号:2016年14号~
巻数:既刊14巻(2019年7月8日現在)
あらすじ: 中高一貫のエリート学校・チェリートン学園内で、ある日アルパカの生徒テムが肉食獣に殺されるという「食殺事件」が起きる。テムと同じく演劇部部員であったハイイロオオカミの少年レゴシは、大型の肉食獣であることに加えて寡黙な性格や意味深な言動が災いし、テム殺しの犯人だと疑いの目を向けられてしまう。幸いこの疑惑はすぐに晴れることとなるが、結局真犯人は見つからないままであり、学園内に生まれた肉食獣と草食獣の確執のようなものが消えることはなかった…
はいこんな感じ
ではワタクシまるをの独断と偏見による各ポイントの10段階評価を発表します
- ストーリー性 … 【7】
- 画力 … 【6】
- 見やすさ … 【6】
- 独創性 … 【9】
- ダークさ … 【9】
それでは各ポイントについて解説しつつ、BEASTARSの魅力について語っていきたいと思います
なお内容について触れることもある関係上、若干のネタバレを含む可能性がありますが、ご理解の程をお願いします
BEASTARSの魅力
BEASTARSは擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、高等部2年生の主人公・レゴシの周囲で起きる事件や彼自身の成長を描く学園ストーリーです
週刊少年チャンピオンでは高い人気を誇り、第11回マンガ大賞で大賞を受賞しています(これは秋田書店の漫画作品としては初の快挙とのこと)
この漫画の最大の特徴は、擬人化動物による学園物であるという点
普通の学園物を動物という設定にするだけで、その内容は通常のそれとは全く別物に変わります
BEASTARSの世界では大別して肉食獣と草食獣に分けられます
肉食獣と草食獣は表面上は仲良く平等的な振る舞いが見られますが、その陰に潜む肉食獣の本能、
そんな中で生まれる種族を越えた友情や恋、あるいは確執や葛藤といった複雑な世界の成り立ちが存在しています
学園物でありながら、ダークな部分が全面に推し出されている異色の作品なのです
さて、僕が付けたポイントに焦点を当てていきますが、まず擬人化した動物達の世界観を生み出し、話を展開するという難しくも個性的な設定は、かなり独創性のあるものだと思います
色んな動物について詳しく知り、また書き上げていかなければいけないので、これを週刊誌で連載していくというのは並大抵のことではないでしょう
またストーリー性については【7】としましたが、本当はもっと上の評価になるのが妥当です
というのも、動物たちを統率する英雄的存在である『ビースター』を目指すことがこの物語の終着点になるのではと僕は睨んでいるのですが、現状そこに行きつく気配はありません
というか、レゴシ(がなるのか定かではないが)がビースターになるビジョンが今のところ全然見えないんですよね
まあ僕のミスリードかもしれませんが
しかしフラグは立ちつつあるので、今後の展開の期待を込めて少し控えめな評価にしました
画力や見やすさは正直そこまで高いクオリティではありませんが問題なく見れるレベルです
先ほど話した通り、この作品はダークな面が結構見られるので、『日常的な学園物』を想像して見るとかなりのギャップを感じるかもしれません
その辺りを理解した上で読みましょう
注目ポイント
はい、お馴染み(?)まるをの注目ポイントです
今回注目して頂きたいのは、作者の板垣巴留先生についてです
先生は初連載にしてここまでの人気作品に仕上げた凄い人なんですが、なんとあのバキシリーズでお馴染みの板垣恵介先生の娘!
という噂が流れています
でもあながち嘘とは言えない根拠がいくつかあります
- 苗字が同じ
- 同じ雑誌(週刊少年チャンピオン)で連載している
- 年齢的に親子くらい
- 顔出しNG(父親に似てるから?)
とまあこれだけあれば疑惑が出るのもわかりますが、本人が語ってくれないことには真相は分かりません
いつか語ってくれるまで気長に待ちましょう
まとめ
BEASTARSについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか
何度も言うように、この作品は非常に個性的な仕上がりとなっています
多少人を選ぶ作品かもしれませんが、その内容は深く、世界観に引き込まれます
少し変わった作品が見たいなら、是非読んでみてはいかがでしょうか
以上、まるをでした
それではっ
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