科学は苦手、まるをです
本日は2019年7月より開始となる『Dr.STONE(ドクターストーン)』のアニメ放送を記念し、原作の漫画について紹介していきたいと思います
基本情報
まずは基本情報です
作品名:Dr.STONE
出典:wikiより
原作:稲垣理一郎
作画:Boichi
ジャンル:サイエンスファンタジー、サバイバル
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
発表号:2017年14号~
巻数:既刊10巻(2019年4月現在)
その他の代表作:サンケンロック
あらすじ:高校生の大木大樹は、以前より想いを馳せていた小川杠に自分の気持ちを告白しようとしていた。その宣言を聞いた幼馴染の千空から心の籠っていない激励を受け、大樹は遂に杠を学校のクスノキの木の前に呼び出して告白に臨む。ところがその刹那、突如空が眩く発光し、地球上の全人類が一斉に石化するという怪現象に襲われてしまう
ざっとこんな感じ
では、ワタクシまるをの独断と偏見による各ポイントの10段階評価を発表します
- ストーリー性 … 【7】
- 画力 … 【7】
- 見やすさ … 【6】
- 独創性 … 【8】
- 科学要素 … 【10】
はい、こんな感じ。全体的に高めの評価にしました
それでは各ポイントについて解説しつつ、【Dr.STONE】の魅力について語っていきたいと思います
なお内容について触れることもある関係上、若干のネタバレを含む可能性がありますが、ご理解の程をお願いします
Dr.STONEの魅力
Dr.STONE(ドクターストーン)は原作:稲垣理一郎、作画:Boichiによるジャンプで連載中の人気漫画です
その内容はサイエンス・サバイバル・ファンタジーの要素を併せ持つ異色の作品です
大まかな流れとしては『石化してしまった全人類を救うため、そして石化の謎を探るため、超人的な頭脳を持つ主人公が仲間達と共に科学の力で道を切り開く』
といったスタンスの物語
これが中々に面白い
まず世界観として、この物語は人類が石化した時代から3700年後の地球を舞台としています
つまり現代で当たり前のようにあった倫理観、価値観、常識といったものはその世界では無意味であり通用しません
それが一部ではなく、全世界でですよ?
普通に絶望ですよ。僕だったら間違いなく生きていけない
しかし天才的な頭脳を持つ主人公・千空の科学力を持って文明の崩壊した世界を生き抜く様は、
現実離れしたファンタジーのようでありながら非常にリアルです
そんな世界に抗い、科学を駆使して文明を取り戻そうとするストーリーは、分かりやすく共感を得られる内容となっています
このDr.STONEの大きな特徴と言えば、やはり『科学力』が上げられるでしょう
どんな困難な事態・環境にも科学力を持って解決に導く
これこそがこの漫画の最大のウリです
通常、主人公を天才キャラに設定する場合、書き手側もそれ相応の知識が無ければなりません
分かりやすく言えば『天才キャラは天才じゃないと書けない』ってこと
主人公の千空はあらゆる科学の知識を網羅しているため、書き手側も相当な知識量を求められます
ですが原作者の稲垣先生は、毎回の如く科学要素を漫画内で披露しています
しかも週刊誌だからそれを毎週ですよ?ヤバくないですか?
稲垣先生と言えば、ジャンプで人気を博したあの『アイシールド21』の原作者でもあります
作風の全く違う題材で結果を出し続けるその才能は、まさしく天才と言っていいでしょう
内容もさることながら、画力・見やすさといった点も作風に合っていて中々のクオリティ
Boichi先生は劇画調の画に定評のある漫画家さんですが、そこは上手く少年誌に寄せてコメディチックに調整している感じですね。さすがです
注目ポイント
ここでまるをの【注目ポイント】です
今回注目して頂きたいのは漫画の内容ではなく、作者のBoichi先生です
『Boichi先生…?聞いたことないなぁ』と思う人もいるかと思います
実は先生は韓国出身の漫画家さんなんです!
分かりますか?韓国人の漫画家さんが日本で漫画を描き、成功しているんですよ!
これちょっと凄くないですか?
だって漫画になじみのある日本人ですら連載を取れない人がごまんといるのに、韓国の方が漫画の本場といっていい日本で連載を取っているんですよ!
しかも僕は代表作の『サンケンロック』も読ませて頂いたんですが、その頃から画がほとんど変わっていないんですよ
10年以上前に連載をスタートされた作品なのにですよ?
これだけ前から自分の画を完成されていたということは、恐らく下積み時代を含めて、相当な量の漫画を描いてきたんだと思います
まさに努力と才能の人ですね
まとめ
Dr.STONEについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか
巻数は現在10巻と、まだまだこれから成長が楽しみな作品です
これからアニメも始まりますが、漫画の方も盛り上がりを見せています
アニメの始まる前でも後でも、是非一度漫画の方も読んで頂ければ嬉しいです
それではっ
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