【医療とお金】初診料について

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初診を語る。まるをです

一応本業が病院の事務なんで、医療費の話でもしようかと思います

今日のお話は初診料についてです

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初診と再診の違い

初診と再診の違いは何か?そう聞かれて皆さんが思うのは…

『初めて病院にかかるのが初診で、何度もかかるのが再診でしょ?』

みたいなイメージではないでしょうか?

その考え方…正解

基本的にはそれで合ってます

ただ掘り下げていくと結構細かい話になるので、少し詳しく説明したいと思います

なお文面通りに説明していくとめちゃくちゃ細かく複雑な話になってくるので、要点のみまとめて説明したいと思います

初診について

では初診について見ていきます

『初めて病院(診療所)にかかること』を初診と言いましたが、これを【初診料算定の原則】に則って説明すると

特に初診料が算定できない旨の規定がある場合を除き、患者の傷病について医学的に初診といわれる診療行為があった場合に初診料を算定する

診療点数早見表2018年4月版より

こんな感じになります

堅苦しく言うと難しく聞こえますが、要するに『初めて受診すれば初診』で相違無いと思います

では『初めて』とはどこまでを指すのか?これを少し見ていきます

まず『初めてこの病院で診察してもらうんだ!』は、確定で初診です。これは考えるまでもありませんね

では『昔かかったことあるけど、風邪引いたから久しぶりにかかるんや!』はどうでしょう?

【かかったことはある。だけど久しぶり】

これは初診になるパターンです。一度受診したことはあっても、前回の病気はとうの昔に治っているので初診として扱われます

この前回の病気は治っているというのが一つポイントです

例えば『6/1に風邪で受診し、5日後に治った。その後、6/20にまた風邪を引き、同じ病院に受診した』

このように月に二度同じ病院に受診している場合でも、最初の病気が治っているなら二回目も初診になります。当初の病気は完治した上で受診しているので

このルールに当てはめて考えると『喘息で定期通院している人が、風邪を引いたので定期通院日とは別の日に受診した』は、初診ではありません。再診になります

何故なら風邪での受診は初めてになるものの、喘息で定期的な通院をしているからです

ではこれはどうでしょう

『咳が止まらず病院を受診後、明日も来て下さいと言われたが面倒なので行かなかった。2か月後、咳の症状が酷くなったので再び受診した』

このパターンは初診でしょうか?再診でしょうか?

答えは初診です

ここでの注目ポイントは【任意で受診を止めた】ことと【一ヵ月経過した】ことです

初診の考え方の一つに、【一か月の目安】というものがあります

要するに、『自分の意志で受診に来なくて一か月も経ったんだから、あなたはもう初診だね』って考え方です

初診と再診では初診料の方が高いので、自分の意志で勝手に止めると高くなっちゃうって話ですね

では、このパターンはどうでしょう

『糖尿病で定期通院していたが、受診するのがおっくうになり止めてしまった。その半年後、再び糖尿病が悪化したので受診した』

この患者さんは初診でしょうか?再診でしょうか?

これ、実は再診なんです

糖尿病という病気は基本的に一生付き合っていくタイプの病気です。なのでほっといて完治するなんてまずあり得ません

自分の意志で止めているのは事実なのですが、慢性疾患等の明らかな同一疾患は初診として取り扱わないというルールがあるんです

この辺は少し複雑ですよね

初診料について

初診料、即ち初診の料金について見ていきます

病院、診療所に限らず、全ての医療機関で初診料は288点になります

この【点】というのは診療報酬の考え方で、円に直すと1点10円になります

つまり 288点 = 2,880円

ということになります

なおこれは10割負担(全額自己負担)の場合です。これが例えば3割負担の保険証の方の場合

288 × 3 = 864

小数第一位は四捨五入するので

864 → 860円

これが自己負担額になります

なお6歳未満の乳幼児はここに乳幼児加算の75点がプラスされ、初診料は363点になります

乳幼児の診察はハードルが上がるので、その分診察料も上がるわけですね

まとめ

今回は大雑把に初診料についてお話ししました

最初の方でも言いましたが、実際は掘り下げていくともっと複雑です

時間外加算とか休日加算の詳しい話はやりたいと思ってるんで、またそのうち書こうと思います

今日はとりあえずここまで!

それではっ

医療とお金
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