病院のあれこれを質問形式で回答します(初級編)

医療とお金
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最近風邪を全く引きません。まるをです

今日は病院勤めである僕が、病院のことについてちょっとした疑問を持っている皆さん(がいると信じたい)に、質問形式で回答したいと思います

なお僕は医者でもなければ看護師でもありません

ただの事務です

なので医療関係の専門的な話は少しハードルが高いんですが基本的な話ならできると思うので、今回は【初級編】という形で答えたいと思います

それでは行ってみましょー

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病院Q&A

Q:昨日から微熱があります。それ以外の症状はないんですが、そんな軽い症状でも病院に行って大丈夫ですか?

A:いいんです

どんなに軽い症状でも、医療機関側はきちんと対応してくれます

そもそもあなたが【軽い症状】と決めつけているだけで、実際は受診が必要な状態かもしれません(ちょっと体が重いと思っていたらインフルエンザだったとか)

気になる症状があれば、ぜひ医療機関への受診をしてみましょう

Q:咳が続いているんですが、この場合普通の内科でいいんでしょうか。それとも呼吸器科でしょうか

A:どちらでもいいんです

基本、内科を診療科目にしているところは、咳でも腹痛でも頭痛でも幅広く診れます。もちろん程度にはよりますが(明らかにヤバい状態だと紹介状書いて大きな病院へと促されるかも)

内科的症状で迷ったら、まずは内科を選択していいと思います

ただネット等で病院の情報をチェックしてから行くのをオススメします

Q:病院って何時に行ったら空いてますか?

A:一概には言えません

だって病院によって混む日って違うし

ただ実習なども含めた僕の経験で言うと、午前より午後の方が空いてる傾向にあります

もちろん病院によっては午後の方が診療科目が多かったり、或いは人気の先生がいたりすると午後も混み合いますが

でも午前か午後で言ったら午後かな~

それか狙うなら、診療時間ギリギリに行くのがオススメです

診療時間が17時半までなら17時29分に受付する、みたいな

空いてる可能性は結構あると思います

ただ笑顔で対応してくれても、多分心の中では『ちっ、こんな時間に来やがって…もっと早く来いよ』と思われている可能性大

え?僕?

いやだなぁ~もちろんそんなこと思ってませんよ!患者様が辛い思いをしている時に、そんな不謹慎な…ねぇ!?

ええ、ええ…

はい次っ!

Q:童貞ですが病院に行っても大丈夫ですか?

A:どんどん来い!次っ!

Q:点滴治療は意味がないと聞きました。本当ですか?

A:本当とも言えるし、違うとも言える

例えばあなたが風邪で病院を受診し、そこで『数日前から食欲がなくて、あまりご飯を食べてません』と言ったとします

すると先生が『分かりました。では栄養補給のために点滴をしましょう』と言いました

さてこの点滴に意味があると思いますか?

答えはYESであり、NOです

点滴治療については、異を唱える先生も沢山います

何故なら食欲がなくても経口摂取が可能なら、わざわざ点滴をする意味がないからです

口から食べれないなら点滴で必要な栄養を補給する必要性は間違いなくあるでしょう

しかし口から入るなら、わざわざ痛い思いをして針を刺して手間をかけてまで点滴をする必要性ってなくない?って話(しかも点滴代かかるから医療費かさむし)

これは昔、ある先生が言っていました

点滴なんてただの水分だから。口から入るなら意味ないから

その先生は点滴嫌いの先生でした

でも言ってることはもっともだと思います

生理食塩水とかぶっちゃけだし

ただね、口から入ろうとも、点滴の全てを否定はできないんです

ただの風邪の人に点滴をして、『体調が良くなった!』という人は確かにいます

それはプラシーボ効果(思い込み)によるものかもしれないし、『点滴で栄養補給している』という安心感からかもしれません

点滴が精神的な治療をも担っていると考えれば、一概に『意味がない』とは言い切れないのです

なのでYESであり、NOなのです

Q:風邪薬って意味ないって本当?

A:えー、これもYESでありNOです

そもそも風邪って鼻水だったり咳だったり熱だったり、症状はまちまちです

そしてそんな症状に対して薬を出すので、完全な風邪薬というのは存在しません!

いわゆる対症療法というやつですね

対症療法とは
疾病の原因に対してではなく、主要な症状を軽減するための治療を行い、自然治癒能力を高め、かつ治癒を促進する療法である。姑息的療法とも呼ばれる。転じて、医学以外の分野において「根本的な対策とは離れて、表面に表れた状況に対応して物事を処理すること」という意味で用いられることがある。「対処療法」と表記するのは間違いである。対症療法に対して、症状の原因そのものを制御する治療法を原因療法という。

ただ症状に対して薬を出すことで風邪が治ったりするので、やはり一概に否定はできません

ちなみに風邪薬って開発したらノーベル賞ものらしいです。みんな!頑張って開発するんだ!

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まとめ

とりあえず今回はこんなところで

少しはためになったかな?

それではっ

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