【2019年度版】インフルエンザ予防接種の基礎知識(受け方等)

医療とお金
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今年も夏が終わり、秋を迎え、そしてあっという間に冬がやって来る…

そう、インフルエンザの時期がやって来ようとしています

学級閉鎖になったり、在庫が足りない騒ぎになったり、毎年大きな話題になりますよね

そんなインフルエンザには、ワクチン接種で対抗するのが最も有効であると思います

しかし実際、予防接種についての知識ってちゃんと持っていますか?

子供は1回?2回?いつ受けるべき?妊婦は受けていい?

そんな疑問が実はあったりしませんか?

今日はそんな人達のために、改めてインフルエンザ予防接種の基本的なことについてまとめてみたので、参考にして貰えればと思います

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インフルエンザについて

そもそもインフルエンザ、お前って一体何者なんだよ?

という人のためにインフルエンザ君の個人情報について載せておきます

インフルエンザとはインフルエンザウイルスによって引き起こされる急性感染症。上気道炎症状・呼吸器疾患を呈する。流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)略して流感(りゅうかん)とも呼ばれる。
季節性インフルエンザには、A型、B型、C型の3種類があり、全ての年齢層に対して感染し、世界中で繰り返し流行している

https://ja.wikipedia.org/より

実はA,BだけじゃなくてC型もあります。知ってた?

ただC型は子供のうちに免疫を獲得していることが多く、症状も風邪レベルのものなので、実質A,Bのみという感じです

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接種年齢、適応について

年齢での適応、回数、摂取量等について載せます

接種年齢1回摂取量(mL)接種回数2回接種の間隔
6ヶ月~3歳未満0.252回約2~4週
3歳~13歳未満0.52回約2~4週
13歳以上0.51又は2回約1~4週

※生後6ヶ月未満は適応無し

予防接種Q&A

インフル予防接種のよくある疑問について、質問形式で回答したいと思います

何で毎年予防接種しなきゃいけないの?

インフルエンザ予防接種は麻疹や風疹なんかと違い、毎年の様に予防接種する必要があります

それはインフルエンザウイルスが、その年によって性質を変化させているからです(抗原変異)

同じA型やB型でも、去年のものとは違ったものに変化しているので、最新のウイルスに対抗できるように最新の予防接種をするわけですね

予防注射って痛い?

痛いです。そして結構腫れます

注射の痛いポイントは複数あり

  • 針が刺さった瞬間
  • 液が入る瞬間
  • 注射が終わった後

この3点が挙げられます

針が刺さる時はそうでもないこともありますが、刺した針から液が入っていく瞬間は結構な確率で痛いです

そして終わった後は腫れだし、しわじわと痛みが続きます

といっても『痛すぎてやべぇ!』みたいなことじゃないです

よく献血に行く僕からすれば献血用のぶっとい針に刺される方が遙かに痛いんで、そんなに怖がることもないですよ

予防接種以外の有効な予防方法は?

よく聞く予防方法に『マスクをする』『うがい・手洗いをする』なんてのがあります

しかしこれらの方法は効果が無い(科学的根拠が無い)とされています(手洗いは推奨ですが)

アルコール消毒液が効果的なので、外出の際は除菌用アルコールウエットティッシュを携帯するといいと思います

又、免疫力が低下するとウイルスに感染しやすくなるので、普段から体調管理を心がけるようにしましょう

昔より料金上がってない?

上がってます

何年か前、『新型インフルエンザ』というのが爆発的に流行した年がありました

その新型に対抗する新しいワクチンが開発された為、その分の料金が上乗せされている傾向にあります

いつ頃受けたらいいの?

これが結構難しいところ

インフルエンザが流行るのが、一般的に12月~3月頃と言われています

しかし実際に流行り始めるのはその年によって違います

11月から流行り始めることもあるし、過去には1月に入ってようやく流行り出したこともありました

抗体が付くのは接種後約二週間を要するので、流行り始める二週間前に打つのが理想です

ただいつ流行るのか予想するのは中々難しいので、10月中にさっさと打ってしまうというのも一つの手ではあります

しかしインフルエンザは長いと4~5月頃まで流行している場合もあります

1シーズンは持つと言われるインフルワクチンですが、打った時期が早ければ早い程、その効果は薄くなっていきます

そうかと言ってタイミングを待っていると在庫不足で予防注射ができない。という事態もあり得ます

一般的なことを言えば11月中くらいに打つのが適当でしょうが、その時期のインフルエンザワクチンの供給量などの兼ね合いから総合的に判断するといいかもしれません。こまめに所定医療機関に確認するようにしましょう

子供は2回打つけど、大人が2回打ってもいいの?

大丈夫です

しかし13歳以上の場合は1回打てば充分との見方があるので、医療機関によっては1回しか受け付けてくれない場合もあります

どうしても2回打ちたい場合は確認するようにしましょう

接種後はお風呂入っていいの?

問題ありません

ただし注射箇所を強くこすったりするのは止めましょう

激しい運動などもNGです

風邪引いてても受けていいの?妊娠中は?

体調が万全でない場合、医師の判断に委ねられます

ただの風邪程度なら問題なくできることが多いですが、医師の指示に従いましょう

又、妊婦さんのインフル予防接種は問題ないとされています

寧ろ重症化すると危険なので、積極的に接種するようにしましょう

そもそもインフルエンザ予防接種って意味あるの?

例え何度インフルワクチンを接種しようとも、インフルエンザにかからなくなるわけではありません

寧ろ『インフルエンザ予防接種にはインフルエンザの感染を防ぐ効果はない』という意見さえあります

しかし予防接種をしておくと、インフルに感染した際の重症化を防ぐことができます

そういった意味でも、インフルエンザ予防接種はするべきと言えるでしょう

まとめ

インフルエンザ予防接種についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか

『なんだよ、知ってることばっかだったわ』

って人もいれば

『へ~そうだったんだ』

って人もいるかもわかりません

少しでもそういった人の手助けになれたなら喜ばしい限りです

一つ覚えていて欲しいのが、例えどんなに用心していても、ぶっちゃけかかる時はかかります

僕なんかはここ10年で3回はインフルエンザになってます(ほぼ3年に一度)

結構気を付けてはいるつもりなので、もはや体質か?ってくらい自分の身体を疑ってます

逆に一度も予防接種したことないのにインフルエンザになったことない。みたいな人もいるんで、あまり予防接種に捉われ過ぎなくてもいいのかもしれません

とはいえ、できる対策はしておくに越したことはありませんが(どっちだ)

とりあえず感染に気を付けて、この冬を乗り切っていきましょう!

それではっ

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