漫画大好き、まるをです
バトル・ファンタジー・サバイバル…漫画におけるジャンルというのは、本当に色んなものが存在します
そして各ジャンルには代表的な作品が沢山ありますよね
冒険ファンタジーならワンピースとか、格闘系なら刃牙とか、ギャンブルならカイジとか
さて、では『美術』というジャンルを聞いて、あなたはどんな代表作が思い浮かびましたでしょうか?
中々パッと『美術といえばこれだろ!』みたいなものは出て来ないんじゃないかと思います
今回はまさに美術漫画と言えばこれになりそうな作品、ブルーピリオドについて紹介したいと思います
基本情報
まずは作品の基本情報です
作品名 :ブルーピリオド
出典:wikipediaより
作者 :山口つばさ
ジャンル:美術
出版社 :講談社
掲載誌 :月刊アフタヌーン
発表号 :2017年8月号~
巻数 :既刊7巻(2020年3月現在)
はいこんな感じ
続いてワタクシまるをの独断と偏見による各ポイントの10段階評価を発表します
- ストーリー性 … 【8】
- 画力 … 【8】
- 見やすさ … 【8】
- 独創性 … 【9】
- リアリティ … 【9】
こんな感じかな
では上記の評価を踏まえつつ、ブルーピリオドの魅力についてたっぷりと語っていきたいと思います
なお内容について触れる関係上、若干のネタバレを含む可能性がありますが、ご理解の程をお願いします
ブルーピリオドの魅力
ブルーピリオドは成績優秀かつスクールカースト上位にいながら、どこか空虚な日々を送る高校生・矢口八虎が、
1枚の絵に心奪われ、絵の世界に身を投じていく、青春アートストーリー
美術をテーマにしたこちらの作品は『このマンガがすごい!2019』で4位、
『マンガ大賞2019』で3位、そして『マンガ大賞2020』で大賞を受賞しました
累計発行部数は70万部を越え、100万部に迫らんとする勢いです
美術という未知とも言えるジャンルで、ここまで人気になるというのも本当に驚きです
では一体、ブルーピリオドのどこが一体面白いのか?
詳しく見ていきたいと思います
スポ根な内容
美術漫画というと、何となくクールな世界観を想像したりしませんか?
スポーツ漫画のように大きな動きも無く、静寂で神秘的なイメージが美術にはあるんじゃないかと思います
しかし実際はというと、かなりスポ根な内容
『上手くなりたい』『負けたくない』『成長したい』
この作品では主人公の八虎から、そんな高い熱量のある感情がひしひしと伝わってきます
僕個人が特に『これはヤベェな』と思ったシーンがこれ
出典:『ブルーピリオド』コミック2巻より
これは自分の絵に説得力がない(つまり上手くない)ことに悔しさと怒りを爆発させながら絵を描いているシーンです
ヤバくないですか?
『絵で殺す』って初めて聞く言葉ですよ
八虎の絵に懸ける想い、その熱量を如実に感じます
このシーンに限らず、クール感のある八虎の熱い想いが色んなシーンで見られます
美術の楽しさと現実
主人公の八虎は絵の魅力に気付かされて美術部に入部するんですが、絵については何も知らない完全な初心者
そのため当初は『才能のある人間が住む世界』と思っていました
しかし絵を学び始めると、実際は多くの知識・技術を必要とし、才能の一言では片付けられない世界だと知りました
出典:『ブルーピリオド』コミック1巻より
そして絵の楽しさを感じていく一方、絵を描くことの苦しみ・葛藤もまた知ることになります
この辺りは是非読んで知ってもらえればと思いますが
『絵を描くってこんなに壮絶なものなの?』とビックリすると思いますよ
試験前が特にヤバイ。カオス
専門性を分かりやすく解説
美術という題材を扱う関係上、専門的な話も多く出てきます
しかしそこは八虎君が初心者なので、周囲の人間が彼に分かりやすく説明をしてくれます
恐らく多くの読者が美術の知識がそこまでないと思うので、この辺りも気にすることなく読むことができます
出典:『ブルーピリオド』コミック1巻より
出典:『ブルーピリオド』コミック1巻より
思わず絵を描いてみたくなりますね
心に突き刺さる名言
絵に関する濃密な内容もさることながら、随所で見られる名言もこの作品の大きな特徴
それは意外と何気ないシーンだったり、ここぞという時だったり様々
しかもこの名言、心にブスっと刺さるものが多いんですよ
ある意味この名言こそが一番の見所と言ってもいいかもしれません
どの名言が自分の心に刺さるかは人それぞれだと思うので、自分だけの名言を切り取って心に留めておくのもいいかもしれませんね
ちなみに僕の好きな名言の数々がこちら
出典:『ブルーピリオド』コミック1巻より
無音の絶叫って言葉良くない?
出典:『ブルーピリオド』コミック1巻より
『好きなことをする努力家はね、最強なんですよ!』
こんな先生に教わりたかったー!!
出典:『ブルーピリオド』コミック1巻より
何気ない一言。でもなんか好き
森パイセンの胸部装甲が厚い
熱いです(だから何とか言わない)
出典:『ブルーピリオド』コミック6巻より
シリアスなシーンなのに胸にしか目がいかない…だと…
ブルーピリオドを無料で読む方法
無料で読むならやはり漫画アプリ
その中でもおすすめなのが『LINEマンガ』です
他の漫画アプリだと『コミック1巻まで無料』というのが多いんですが、
LINEマンガはコミック2巻まで無料で読むことができます(2020年3月現在)
単純に一冊多く無料で読めてお得なので、是非利用してみて下さい
購入するなら
ブルーピリオドを購入するならAmazonや楽天などもいいかもしれませんが、個人的にはまんが王国が非常におすすめ
なぜおすすめかと言うと…
- 会員登録無料
- 新規ポイント購入で最大18000pt還元
- 3000作品以上が登録不要で試し読み可能
- 購入・使用でポイントが還元される(最大50%)
- ログインポイントが毎日貰える
ざっくり言えばこんな感じ
とにかくポイント還元率が高く、お得に購入できる様々な取り組みがされています
上記以外にも色々なキャンペーンが展開されているので、なんと複数組み合わせれば数千~数万円分のポイント還元も可能
電子媒体での漫画購入において、お得感No.1で利用することができます
登録自体は無料でできるので、まずはお試し感覚で登録してみてはいかがでしょうか
まとめ
ブルーピリオドについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか
個人的に久々に衝撃を受けた作品で、読み始めたら手が止まらなくなった程でした
男女関係なく非常におすすめできるので、是非読んで欲しいと思います
以上、漫画紹介でした
それではっ
追記:2021年にアニメ化決定!おめでとうございます!
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